発音・アクセント編集ガイド
\ カンタン3STEP /
思った通りの音声を作成する方法
発音・アクセントの編集といっても、見たことのない記号やカタカナ・・・ 「どうすればいいのか分からない!」 とか 「面倒くさそう」 となっているあなたに思った通りの音声を作る方法をカンタン3ステップでご紹介します。 本当に簡単ですから、ステップ1から順番に進めていきましょう。
STEP1読み間違いを直す
いったん 「%」 とか 「:」 といった記号はすべて無視してOKです。そして、カタカナだけをチェックしましょう。変換したカタカナに読み間違いがあれば、カタカナで修正しましょう。
<例>
「ご希望の方はぜひ」 と入力すると、 「ゴキボーノ ホ'ーワ ゼ'ヒ」 と変換される「方」 を 「ホー」 と読んでしまっているので、 「ゴキボーノ カタワ ゼ'ヒ」 に修正
※特に地名や店名などは読み間違いが多くなります。
修正には、以下の3点にご注意ください。
- 長音化する発音の場合は、 「ー(伸ばし棒)」 で記載します。✕トウキョウ○トーキョー
- 助詞の 「を」 「は」 「へ」 などは、それぞれ 「オ」 「ワ」 「エ」 で記載します。
- 読み間違い以外で 「%」 の記号は消さないことを強く強くオススメします。※ 「%」 が何か?を知りたい方は 「母音の無声化」 で検索してみてください。
STEP2音の区切りと空白の長さを直す
再生ボタンを押してみて、次に言葉と言葉、文と文の 「間」 を修正します。※この時点では 「アクセントが気になる」 などはすべて無視してOKです。
「なんか言葉の区切りがおかしい」 または 「文と文の間の空白が長すぎる・短すぎる」 を以下の記号で修正しましょう。
記号 | 意味 |
---|---|
(スペース) | 空白なし |
「:(コロン)」 | 空白0.1秒 |
「,(カンマ)」 | 空白0.3秒 |
「.(ピリオド)」 | 空白0.5秒(語尾を下げる抑揚で) |
「?(クエスチョンマーク)」 | 空白0.5秒(語尾を上げる抑揚で) |
<例>
- 「休まず営業中です」 と入力すると、 「ヤスマ'ズ:エーギョーチューデ'ス%」 と変換される。これだと 「ヤスマ'ズ」 と 「エーギョーチューデ'ス%」 の間がちょっと長いので、 「:」 を 「 (スペース)」 に修正
- 「お肉以外にも各種生鮮食品を」 と入力すると、 「オニク イ'ガイニモ カ'ク%シュ セーセンショ'ク%ヒンオ.」 と変換される。これだと 「イ'ガイニモ」 の後の間が短すぎるので、 「オニク イ'ガイニモ,カ'ク%シュ セーセンショ'ク%ヒンオ.」 と 「,」 を追加
STEP3アクセントを直す
いよいよ最後です。アクセントがおかしいなと思う箇所を読み調整テキストで修正しましょう。 アクセントを表す記号は 「‘」 です。
アクセントを置く場所は以下の2点にご注意ください。
- アクセントのある文字の直後に 「‘」 を置きます。中部→✕チ’ューブ○チュ’ーブ
- 一つの言葉の中には、一つのアクセントしか置けません。 (複数置いた場合は一つ目の記号だけが有効となります)関西→✕カ’ンサ’イ○カンサイ
- 日本語は前後に言葉がつながると、アクセントが変わる場合があります。つなげた言葉のアクセントの変化に注意しましょう。
花→ハナ花が→ハナ'ガ
緑→ミ'ドリ緑色→ミドリイロ(アクセントが消える)
綱島→ツナシマ綱島駅→ツナシマ'エキ
休み→ヤスミ夏休み→ナツヤ'スミ
プロ/野球→プ'ロ/ヤキュープロ野球→プロヤ'キュー
一丁目→イッチョーメ一丁目です→イッチョーメ’デス%
行かない→イカナイ行かないで→イカナ'イデ
帰る→カ'エル帰らない→カエラ'ナイ
- 広告でよく使う表現アクセント例
~です。 ~ます。→デ’ス. マ’ス.
ただいま当店では→タダ'イマ:ト'ーテンデワ
もう1個プレゼント→モーイ'ッコ プレ'ゼント
大処分セール→ダイショブンセ’ール
おひとり様 大歓迎→オヒ%トリサマ:ダイカ'ンゲー'
年に一度の→ネ’ンニ イチド'ノ